デジモンゴーストゲーム第6話感想

デジモンゴーストゲーム第6話「呪ワレタ歌」感想

脚本:十川誠志 絵コンテ:志田直俊 演出:高戸谷一歩、中村亮太、宍戸望 総作画監督:浅沼昭弘 作画監督:北野幸広、直井正博、金久保典江、舘直樹 (2021/11/14 放映)

<あらすじ:公式サイトより引用>
カラオケボックスで、ある特定の歌を歌うと起きる怪現象。歌っている途中に誰かの不気味な声が紛れ込み、やがてそれは歌っている本人を黒い謎の塊が襲う。その怪奇現象が起きると聞いた瑠璃に引っ張られ、宙と清司郎たちは店にやってきた。
 怪奇現象の正体は、デジタルワールドで歌手だったというセイレーンモン。本来彼女にとって歌とは武器だったが、人間の世界にやってきて「歌とは人を感動させるものだ」と知った彼女は、自分の歌を人間たちに聞いてほしかったのだ。だが、音符攻撃も可能なセイレーンモンとバトルせざるを得なくなった宙たちは、疑似デジタルワールドを展開して立ち向かうが、事は意外な展開に……。
※私による注釈①清司郎は瑠璃に引っ張られ来店したのではない②セイレーンモンは「歌手」という文言はちょっと印象が違う。「歌姫」。③セイレーンモンが「歌は人を感動させるもの」と気付かされたのはバトルの後➡公式とはいえ気を抜いて引用できません。これは:と同じ。

●全体を見て:録画のタイトルには「カラオケの不気味な歌声」と追加されている。
またも我が家、フジテレビ電波障害にて見られず、初めて配信で鑑賞。無料だし便利!でも録画の方が感想は書きやすいが。
当初の企画では第2話にカラオケ店で宙と瑠璃が出会う想定だったそうだが、2人より3人のがカラオケ楽しいからとメインキャラが出揃う第6話に変更になったそう。確かにそうだわ。「呪ワレタ歌」とは、セイレーンモンの暴挙と宙の大オンチとのダブルミーニングか。
で、瑠璃「清っち」とか呼んでない?この子先輩相手にいきなり距離縮めてるよ、怖っ。中学時代の先輩後輩って、経験的にもっと厳しかったぞ。これ老害ですかね。
例の歌はデジコロのED1曲目の「悔しさは種」。私にすりゃデジコロで一番マトモだったED曲。ただ、EDの映像はヤマトをもろにフィーチャーしており完全にミスリードだった。宙が歌った部分は♪虹を見付けたいなら顔を上げなくちゃって/差し出された手が僕らをずっと強くする/夢を掴みたいなら震えるその一歩前に/踏み出してごらんよ今ならきっと空も飛べるから♪ 
前回ジェリーモン登場で、メインキャラがやっとそろって事件解決に望むのが今回から。2話、4話と同じく敵デジモンの誤解が原因というパターン。バトルでは完全体相手に負け続けでもあり、進化系もべテルガンマモンしかおらず、そろそろ新しい進化・展開も見たいところ。期待に応えてくれないという不安はないが。
脚本は4話を除いてずっと十川氏。言いたかないけど:の彼を含めて各話の迷走ぶりは何だったのだろう;
高戸谷一歩氏はプリキュアの演出助手・演出を手掛けてきた方。EDにも関わっておられる。

●宙:なんでも器用にこなすのに、歌は弱点だったとは。仲間のリアクションから、ただ事でない音痴の様子。ただ、歌は心と言うとおり、周囲に不評でも自身は歌うこと自体は嫌いじゃない様。自分では一生懸命歌ってるのに周囲に喜んでもらえないもどかしさは、セイレーンモンと共通していたのか、説得に成功。
ただ、セイレーンモンへの対応に夢中なあまり父のことを聞きそびれた。要領悪い場面もあるのね、そういうとこもなくちゃ。
ハッキングを清司郎に要請したり、ピッキングの過去もあり。デジモンが世間に認知されていないから、事件解決のために限り違法行為は今後もありそう。そうでない違法行為はキッズアニメだしやめてね。

●ガンマモン:211号室のドアを破壊。おい、大丈夫なの?セイレーンモンにも突進!ともかくも言葉より突進。救助を優先するのは見ていて安心はする。大声で宙を呼び、宙もそれに応えるのが良し。
歌が聴けた、貴重。下手に歌うのって、歌が普通に歌える人には難しいもの。

●瑠璃:ホログラムゴーストをアップしたいばっかりに巡礼とは、目立ちたがりもほどほどに。
ショルダーバッグにもリボンが付いてる、リボンマニア。オシャレとは言いませんけどね;
自分が襲われた恐怖を知っているから、他の人を助けようという熱い面が。

●アンゴラモン:(悪い)デジモンの気配を感じる特技あり。
エレベーター出るのきつそうなのが可笑しい。
飛べないべテルガンマモンを抱えて飛んでました、便利。次回は飛行能力がより大切と思われるので、カウスガンマモンへの進化に期待。
「真実とは知るべきか知らざるべきか、それを知るのは知る人ぞ知る。」ちょっと何言ってるかわからん…。

●清司郎:私服のセンスはアニメアニメした点がなくまあ良い。
ハッキングを要請され躊躇するも断れず。ビル内の統制に成功したが、ビルを破壊して出られたので結果失敗。対戦で技能面のフォローは今後も求められそう。

●ジェリーモン:清志郎の怯えようから、彼女が無理矢理カラオケ店に来させたよう。
「ダーリン」呼びに誰もツッコミなしで、肩透かしだわあ。
得意技の、拳に電撃をまとうパンチ技「ボルトナックル」、宙返りしながら敵を蹴り上げる「スパイラルキック」を初披露。デジモンでなく子どもが技名を叫ぶの、やっぱり慣れません。

●セイレーンモン:鳥と魚が融合したような外見の神人型の完全体。その声は8オクターブの奇跡の美声でデジモン界の歌姫と呼ばれる。必殺技は、高いソプラノ「第1曲<ポリフォニー>」は心に染み入って自由意思を麻痺させ、意のままにするもの。低いバス「第2曲<アリア>」敵の三半規管を押し潰し、立っていられなくなるもの。歌声を音符弾にして敵を討つ「第3曲<カノン>」は命中すると跳弾して必ず別の敵にも命中するという不思議な特徴があるという。
カラオケボックスである歌が流れると姿を現わし、拘束して無理矢理歌を聴かせようとしていた。そもそもは自分の歌を聴けるのがいいこと(栄誉)と思い込んでの暴挙。宙の、音痴(演技ですよね?)だけど心を込めた歌の力に心打たれ改心、修行の旅に出る。偉そうではあったがこれも心底悪いデジモンではなかった。
声は、説明不要の声優にして紅白出場の歌姫・水樹奈々さん。事前にスタッフがネタバレしなかったうえでの鑑賞が出来ました。水樹さんてネタバレすれば数字は取りやすいから、ネタバレしないでくれたスタッフの矜持に感謝。せっかくなのに、セイレーンモンの見た目があんまりかわいくないのはなんか残念。あと、低い声とか変な声は変声器を使ったもの??

●ヨウコモン:九尾の巨大な青い狐の姿の妖獣型の成熟期だが、キュウビモンと違い破滅と崩壊をもたらす。強大な精神力を持ち、術系の技を得意とする。ちょっと怖そうだったのに、実はおばあちゃんを助けたり昼寝を理由に退散というゆるっぷり。キュウビモンに準じて得意技は「焔玉(ほむらだま)」、必殺技は「邪炎龍」。
声は、無印の太一の父・テイマーズの山木室長でおなじみ、千葉進歩さん。ちなみに千葉さんはデジフェス2021で「もしパートナーにできるなら」でレナモンとお答えでした。偶然かな?私はゲームをしないので詳しくないのだが、千葉さんは「デジモンセイバーズアナザーミッション」(プレステ2)でレナモンを演じられたというから、この配役はそれもあるのかな。

●女子大生(最初に歌ってた3人組):声は既出の田中沙耶さん、木村真悠さん。もう一人はクレジットなし。

●女子高生(一人でアイドルオーディションに備えていた):声は既出の川口莉奈さん。

●デモナレーション:声は富岡佑介さん、青二プロ所属でジュニア枠、ナレーションや洋画、アニメなど幅広く活躍されている。

●(カラオケの)店長:知性派アンゴラモンが評するに「狡猾」。だがセイレーンモンが破壊した壁やガンマモンが壊したドアは修理は仕方なく自腹かな。
声は阪本久瑠実さん、青二プロ所属でジュニア枠、鬼太郎などに出られている。声優になるきっかけは、銀魂の土方とワンピのゾロが同じ声優でありながら全く違うことに驚き、声優業を調べたという。ですって、中井さん!!いいなあ、この話。

●通行人:声は、1人は橘内(きつない)良平さん、青二プロ所属でジュニア枠。他はクレジットなし。田中さん、木村さん、川口さんもそうだし、通算してみて青二プロのジュニア枠からの登用が多いですが、デジモン声優を機に若き才能が伸びることを心から期待します!

●調べたが青二塾を卒業したばかりがジュニア枠としかわからず、青二プロの「ジュニア枠」に当てはまるかわかりませんが、一般論としてのジュニア所属について調べました。ジュニア所属は一定の期間中に活動し、事務所から「査定」されて①実績が評価され準所属に上がり、新たに契約が継続する人と、②売り上げが足りず、ジュニア期間のみで契約が終わる人、に分かれるそうです。厳しいのね~;
青二プロのジュニア枠にはさらにジュニアのジュニアという立場があって、そこに入れるのもごく一部、という情報も見かけました。ネット情報ゆえことの信ぴょう性はわかりませんが。
ちなみに、東映アニメ作品にキャストを供給していた東映アカデミーは、2011年に閉鎖された。

●次回予告:私も鳥を飼っていたことはあるんですが、とてもか弱くて、人間の庇護のもと幸せに暮らしていると信じて疑いませんでした、カラスのような強い鳥でない限り。違うの?!野鳥のヒナが巣から落ちているのを助ける事もできませんでした、野性は厳しいよ。これはまたも人間を誤解した鳥デジモンの登場ということか?ヒッチコックのサスペンス作品「鳥」が元ネタと思われる。鳥が生々しくて怖いよね。他サイトにて「ヤタガラモン」と記載あるも、次回自分で調べて書きます。

(2021/11/16 記)

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