デジモンフロンティア第40話

「選ばれし者!?エンジェモンを操る少年!」

脚本:大和屋暁 演出:角銅博之 作監:伊藤智子

ロケットで月から戻ってきた子供たちは、偶然トレイルモンに救われた。

ロイヤルナイツは次々に街をスキャンしていく。

モールに乗せてもらいターミナルへ着く子供たち、ここは鋼のエリアだ。とりあえず進むと、サジタリモン(永野善一さん)が着ぐるみ(身ぐるみ)おいてけというが、ロイヤルナイツの手下ではなく単なる追いはぎのようだ。止めに入ったのは、何と4人の人間の子供たちだ。中には、友樹を無理やり乗せたいじめっ子もいる。子供たちはエンジェモンを出してサジタリモンを追い払う。

その4人も、あの日デジタルワールドへ来た。友樹を押し込んだ勝春(伊藤健太郎さん)と鉄平(橘U子さん)は別の電車に乗り、照男(中山りえ子さん)と千晶(中村絢さん)とは森のターミナルで知り合った。もっと探検したくて、帰りの電車には乗らなかった。それ以来、エンジェモン(緑川光さん)と旅を続けているという。彼らはオファニモンをよく知らず、携帯がデジヴァイスに変わったりっもしていない。それよりあんたたちはと問われ純平が世界の平和を取り戻すためと答えると、一笑に付されてしまう。拓也が反論しようとし、輝二が止める。言っても無駄だ。輝一は早く現実世界へ帰れと忠告するが、4人は指図するな、エンジェモンがいると怒り出しいってしまう。けれど、放っておくわけにもいかない、どうしよう。

すると、エンジェモンがスピリットのことを知っていて声をかけてくる。エンジェモンはオファニモンに仕えていた。スピリットを受け継がない子供たちを帰したが、4人が帰らないのでオファニモンの命により彼らをガードしているという。なぜ返さないのかと拓也が食って掛かるが、何度も言ったしいらないから帰れというのは酷だしエンジェモンはもう仲間として一緒に過ごした時間がある。邪険にもできないとボコモンが諭す。

それを一人見ていた友樹に、鉄平が声をかける。鉄平はお前の連れは何だと文句を言いつかみかかる、お前から帰ると言いみんな帰らせろと。千晶はここが充実しているというし、照男は元の世界に戻っても受験やらつまらないことがあるという。現実世界でたまったうっぷんを晴らしているのだという。

勝春は、友樹どうせ人の後ろに隠れてここまで来たんだろう、帰れという。弱くなんかないと反論する友樹。

突然大きな音がして、サジタリモンが多くのケンタルモンを引き連れ現れる。お前たちは下がってろという勝春たちに、拓也がキレる。が、拓也たちに無駄な傷を負わせられない、エンジェモンが前に立つ。そこに、さらなる部隊がやって来て子供たちを襲う。転んだ鉄平に、勝春はなすすべもない。身一つで鉄平を助けたのは友樹だった。友樹はブリザーモンに進化しケンタルモンを蹴散らす。拓也たち5人も進化し、ケンタルモンたちを追い返す。サジタリモンもエンジェモンに追い払われた。

友樹は勝春、鉄平と仲直りする。現実世界へ帰る決意をする4人。しかし突然現れたロイヤルナイツ。エンジェモンはスキャンされ、4人はロードナイトモンの網にかかってしまう。網につかみかかった友樹と4人は、連れ去られてしまう。

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