デジモンセイバーズ第25話

「倉田の野望をくだけ 飛翔ヤタガラモン」

脚本:山田健一 演出:畑野森生 作監:出口としお

メルクリモンから、ユキダルモンの死やデジモンが人間を憎むきっかけを作ったのが倉田だという衝撃の事実が明かされた。そして倉田は、ギズモンでメルクリモンに致命傷を負わせた。倉田の真の目的は、デジモンの完全抹殺だった。DATSもそのために利用された。倉田の必殺兵器はギズモン:ATだが、大の拳が飛びライズグレイモンに進化する。マッハガオガモン、ライラモンに進化するも、技が効かない。倉田によると、ギズモンは捕獲したデジモンを改造し心を無くして作ったから思い通りに動く人形だという。なんてひどいこと。

メルクリモンは、イクトに言い残す。デジモンとして育てるのと人間として育てるのとずっと迷ったが、迷いこそが間違いだった、お前の使命は人間とデジモンが共に暮らせる世界を作る事だと。イクトのデジヴァイスをメルクリモンに託したのは英だった。ユキダルモンも人間を憎んじゃいけないと言い残していた。

成熟期なのにギズモンは強い。攻撃も防御も強く、動きも早く、メンタル系の技は無効。10年前倉田は上司である英にデジモンの危険性を説いたが英が「頑固者」で受け入れられず、今人間界でデジモンが暴走するに至っているという。それが頑固ならお前は臆病者だと大は言い捨てる。そこで倉田は頭に来てDATSも抹殺しようという。倉田の手でギズモン:ATは完全体・ギズモン:XTに疑似進化し、一斉攻撃にも無傷だ。

メルクリモンは身を投げ打ってギズモンを攻撃し、大たちを助ける。本当に憎むべき人間が誰かわかるな、生きろとイクトに言い残して。ギズモンは復活し、メルクリモンを葬り去る。メルクリモンの遺志を継いだイクトはデジソウルを発動し、ファルコモンが完全体・ヤタガラモンに進化しギズモンを倒す。すると、倉田はさっさとゲートを開き行ってしまった。

最高傑作のひとつはやられたが、倉田の実験室にはまだ何かいる。

この回から、後期エンディングです。

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